築17年のC様邸を紹介させていただきます。
屋根はスレート瓦、
壁はサイディング、
初めての外壁塗装です。
屋根は塗れない屋根のためカバーです。
壁はチョーキングが目立っていて
シーリングの劣化が進んでいました。


完成!!
色見は変えたくないとのご希望でしたので
オフホワイトと明るめのブラウン。
既存のシーリングを取り除いて打ち替えました
ウッドデッキも撤去してスッキリ(*^^*)
ありがとうございました。
さてタイトルの『剥がれる屋根』ですが、
こちらの屋根はニチハのパミールという屋根材です。

特徴は、経年劣化で層になって剥がれてくるということです↓

このようにミルフィーユ状に剥がれてきます。
1996年~2008年まで販売されていました。
屋根材自体が剥がれ落ちてくるので塗装によるメンテナンスは不可能です。
費用はかかりますが
パミールの場合はカバーか葺き替えとなります。

ご自身で確認するのが難しい場合は
ぜひご一報ください(*^^*)
おうちを建てた際の仕様書を確認すると書いてある場合もあります。
C様邸は築15年ですが
雨漏りしていて下地まで傷んでいたので
まず既存の屋根の上にコンパネを張りました。

その上に防水シート(ルーフィング)を貼って・・・

屋根材をかぶせて完成!!

当初の予定よりも費用が掛かってしまいましたが
屋根カバーは高いだけではありません。
葺き替えと比べると廃材処理費がかからず、工期も短いです。
また、二重構造になるため屋外の暑さや寒さ・雨音などが伝わりにくくなる効果があります。
そして耐久性が高いので約30年メンテナンスがいらず、
トータルコストが低くなることも期待できます。
温暖化が進み、
昼間の熱を蓄熱した室内で寝ている間に熱中症にかかることも珍しくありません。
遮熱性を期待して屋根カバーを希望されるお客様も増えています。
皆様もぜひご検討ください♪
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