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雨漏りの一例①


スレート屋根の雨漏り


「天井から水がポタポタ垂れてきた」

「壁の角にシミができている」


こんな症状で発覚する家の雨漏り。

しかし、雨漏りは突然発生するものは少なく、

実は雨漏りが発覚する数ヶ月前から徐々に進行し、大雨や台風、梅雨の長雨をきっかけに

一気に表面化することが多いです。

雨漏りに気づいたときには屋根裏や壁の中が大変なことに・・・

なんてことも少なくありません。

そして目視できるほど進行してしまうと修理も大変です。

雨漏りを早期発見し修理費を最小にするために、

住宅で多く使われているスレート屋根(コロニアル)の事例で雨漏りのしくみを紹介します。


スレート瓦は

まず屋根の基礎部分(野地板)に防水シートを張り、

その上から釘を基礎部分(野地板)に貫通させて固定するため釘が天井裏に貫通しています。

天井裏に潜り込むと、その貫通した釘の先端を確認することができます。

屋根を固定する際にも釘を貫通させていますが、

その上に次の屋根材が重なり覆いかぶさるので釘穴が直接雨に触れることはありません。



ですが、雨漏りの調査に伺うと屋根が重なっていた釘穴の部分にも

雨水による汚れやサビがあることがあります。

これは強風や、毛細管現象により雨水が逆流した跡です。

1度や2度の少量の雨水の浸入であれば

天井裏で雨漏りが発生していても、室内まで雨水が到達することはまずありませ。

しかし、徐々に屋根の下地が傷んでくるとその都度浸入する雨水の量も増えてきます。

室内からはわかりませんが、実は雨漏りが進行し始めている状況です。



傷みだした屋根は傷みが進行することはあっても、状態が自然治癒することはありません。

虫歯と同じですね。

痛みが一時的に引いたからと言って治療せずに治ることはありません。

確実に悪化して、次に痛みだしたときには

神経にまで到達していたなんて経験はありませんか。

屋根もそうなんです。

じわじわと雨水の侵入を繰り返す状態が長く続き、

ある日大雨や台風や梅雨の長雨をきっけに、室内まで雨水が到達してしまうのです。

多くの雨漏りの場合、

台風や長雨が直接の原因では無く以前から雨漏りは進行しています。


室内からはその日初めて雨漏りが発生したように感じますが、

数ヶ月前から屋根の傷みは進行しています。

その結果気がついたときには屋根の下地が腐っていたり、

壁の内部にカビが広がっていたり、

傷んだ木材がダニやシロアリなどの害虫のすみかになってしまっていて、

健康に被害を及ぼすこともあるんです。



早期解決のために

日常の生活の中では、天井裏で発生している雨漏りに気づくことは

なかなか難しいのが現状です。

また、脚立をたてて天井裏をのぞいたり天井裏に入り込むのも、

天井は板が薄いのでとても危険です。

天井のシミなど、目に見える兆候がでたらすぐに業者に調査をしてもらってください。

また、室内で確認できていなくても

外壁塗装をする際の現調で雨漏り被害が見つかることも多々あります。




「診断・見積り無料です」を有効に使われてみるのもいい方法です(*^^*)


「シミなどが小さいから」

「台風以外の雨では雨漏りしないから」

などの理由で放置しておくと⋯屋根以外の天井や壁紙、

ひどい場合には一部の壁や柱など大がかりな修繕まで必要な事態を招いてしまします。



こうなると修理費用も工事期間も大がかりになってしまいます。

雨漏りも体の健康と同じで、

早期発見・早期対策を心掛けましょう。



SUNRISEで

ご自宅の健康診断しませんか?

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