『瓦がずれていますよ』
『このままだと雨漏りしますよ』
そのようにインターホン越しに声をかけられたことはありませんか。
リフォーム業をしていると確かにそういった不具合が常に目に入ります。
ですがこちらから声をかけることはまずありません。
飛び込み営業の全てがそうだというわけではありませんが、
親切の方が少ないと思っていた方が安心です。
以前ご相談いただいたお客様は、
その声掛けに乗って屋根に上がってもらったら割れた瓦の写真をたくさん見せられ、
そのままメンテナンスを依頼したら今までしなかった雨漏りが発生したそうです。
まずこちらのセールスマンは
『瓦の隙間を埋めることで瓦のズレを防ぐことができる』と説明し、
補強工事ということで瓦の隙間や棟の隙間をシーリング材で埋めました。
和瓦は基本的には釘などで固定されておらず、
地震や台風などでも簡単に動いてしまいます。
だからこそその傷んだ部分のみを交換することができるのです。
和瓦の優れた特性は何といっても通気性です。
補強と題して行った作業は、その通気性を失い瓦の裏側にまわった雨水を閉じ込める作業です。
もしかしたら悪意なく、無知なだけなのかもしれません。
ただし、悪意がなくてもお金を払った上に雨漏りまでさせられてはたまりませんよね。
まずは慌てず対応することが重要です。
もし飛び込みで指摘を受けてもその場ですぐ屋根に上がらせることは避けましょう。
屋根に上がれば瓦をズラすことは簡単です。
指摘を受けた業者以外に点検を依頼しましょう。
その際にもすぐ屋根に上がらせるのではなく、
まずは高所カメラやドローンで確認することが望ましいです。
そこで屋根の状況・どんなメンテナンスが必要でいくらかかるのかをしっかり確認し、
出来ればもう1~2社にも依頼し相見積もりをとることをおすすめします。
またカメラ撮影のみの場合は『屋根に上がってみたら・・・』という理由で追加料金が発生するのかどうかも事前に確認しておくことも大切です。
野地板の傷み具合はカメラには映り切れませんので。
トラブルにならないためには事前に説明をよく聞き、打ち合わせることが最も重要です。
SUNRISEは経験を活かし、
ポイントをおさえたメンテナンスでご自宅を長持ちさせるお手伝いをします(*^^*)
千葉県にお住いの方、外壁塗装や屋根について気になることがありましたらご一報ください。

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